TV番組 旬味にっぽん

BS-TBSにて放映されましたザクサ液剤提供番組「旬味にっぽん」の過去の放送分を文章と写真にてご確認いただけます。

宮城県栗原市のトマト

第48回放送分 

宮城県栗原市のトマト「三浦 和栄」編 毎日食べたくなるトマトを目指して

毎日食べたくなるトマトを目指して

一番日本人に食べやすいもの、いきなり甘いのかっていうわけでもなく、いきなり酸っぱいのかっていうわけでもなく、食べた時に一番感触がいいもの。
毎日食べても飽きないトマトを栽培しています。

宮城県北西部に位置する栗原市。
良質な米の産地です。

ひときわ目立つ大きなハウス。
1年通して栽培するサンひめっこは、美しい光沢と甘さで市場から評価も高く、様々な賞を受賞。

その味は地元の人にも愛されています。

農業法人の先駆けと言われるサンアグリしわひめの代表
三浦和栄さん

未来を見据えた農業法人

「これからだんだん人口減少だったりすれば農業する人が少なくなる。
跡継ぎがいなくなればそこで農業って多分終わると思うんですよ。
それが会社にすれば新たな後継者って作れると思うんですよ。」

すべては栗原の農業を守るため。
そして導入したのが、、、

「機械を使って、今流行りのスマート農業ですかね。」

スマート農業で品質と収穫を維持

ハウスの温度や湿度、日照量、水分や肥料までトマトにとって最適な環境をコンピューターが自動で管理。
とはいえ生育を見極めるのはやはり人。

「気温の変化だったり日射量の変化があるので、木が細くなるか、太くなるか。色合いが淡くなるか、薄いかっていう部分で従業員の手も必要ですし、うまくバランスを取れる方法するのが一番大変なところなんですかね。」

代表に就任する前は栽培管理を担当していた三浦さん

その技術は社員に受け継がれ、子供にも食べやすい、薄皮の柔らかいトマトを手がけるなど、新たな取り組みも始めています。

農業に対する想い

「会社の代表として、トマトの品質を守るのはもちろん、この栗原のトマトを全国に広められたらと思ってます。
次の世代につなげられるような場所。そういう流れを継続していけるような会社にしていきたいです。」

鮮度が一番の魅力 芽室の枝豆を全国に