TV番組『あぐり百景』

ザクサ提供番組『あぐり百景』。農業という仕事に情熱を傾けるアグリ人の日常を切り取り、アグリ人ならではの「珠玉の言葉」を織り込みながら美しい映像をお届けします。

1

愛知県西尾市「てん茶」

生産者:小林 晋弥さん

動画を見る

城下町の風情がいまも残る、愛知県西尾市は矢作川の恵みを受け、100年以上の歴史を持つ、抹茶の原料「てん茶」の産地。 小林晋弥さんは、製茶まで手掛けるお茶農家の五代目。愛知県の品評会で、最高位の農林水産大臣賞を三度も受賞した、てん茶のスペシャリストです。「棚式覆下栽培」という日光を遮る伝統的な栽培法で「お茶の一番いいところを引き出すため、想像しながら」お茶を育てていると言う小林さん。 去年の春から、六代目として息子の佑弥さんが父の背中を追い始めました。歴史ある「西尾の抹茶」を守り抜く思いは確実に受け継がれています。 そんな、小林さんの思いを映す「あぐり百景」とは…。

2

知多半島「愛知早生ふき」

生産者:平松 直樹さん

動画を見る

愛知県知多半島。豊かな自然を活かした産業が盛んなこの土地は、出荷量日本一を誇るふきの特産地。城下町の風情がいまも 平松さんは、祖父の代から続くふき農家の三代目。平松さんたちが知多で育てたみずみずしいふきは、長年に渡り高い評価受けています。 平松さんがふきを育てる上で、一番気を使っていることは「温度管理」。出来栄えが変わってくると言うのです。 収穫から出荷まで、すべてが手作業という重労働の中、“ ふき料理” は欠かせません。 また、地元の料理店やJAでもふき料理の新たなレシピを考案し発進しています。 そんな、平松さんの思いを映す「あぐり百景」とは…。

3

宮城県仙台市「仙台曲がりねぎ」

生産者:太田 清美さん

動画を見る

伊達政宗が拓いた杜の都、宮城県仙台市の郊外で、古くから栽培されている「仙台曲がりねぎ」は人の手によって、大きな弧を描くよう育てた伝統野菜です。太田清美さんは半世紀以上にわたってねぎを栽培する大ベテラン。 「曲りねぎ」を育てる上で、一番重要なのが「やとい」という作業。ある程度育ったねぎを1本1本抜いて、45度の角度に寝かして土に返す重労働。その作業のおかげで、ねぎにストレスが掛かり甘味が出ると太田さんは言います。 また、JA仙台では、伝統野菜である「仙台曲がりねぎ」の魅力を伝える活動もしています。 そんな、太田さんの思いを映す「あぐり百景」とは…。