効果的な散布方法

散布水量と散布ノズルの種類

十分な除草効果を得るために鍵となるのが散布水量です。草丈の大きな雑草には特に水量を多くまんべんなく散布しましょう。また、少水量ノズルとキリナシノズルでは散布水量が同じ場合、効果に大きな差は生じませんが、少水量ノズルはキリナシノズルに比べ1.8倍の散布時間がかかることがわかりました。100~150l/10a投下用の除草剤ノズルを使い、省力的に雑草を防除しましょう。

散布水量の違いによる効果差

【草丈20cm】

散布水量の違いによる効果差グラフ 草たけ20cm

  • [試験場所]2006年 明治製菓(株) 社内試験
  • [散布方法]キリナシノズル
  • [処理薬量]500ml/10a
  • [試験雑草]オーチャードグラス
  • [は種日]9/13
  • [散布日]10/17(は種後34日)
  • [調査日]10/20(散布後3日)、10/24(散布後7日)、10/31(散布後14日)

【草丈40cm】

散布水量の違いによる効果差グラフ 草たけ40cm

  • [試験場所]2006年 明治製菓(株) 社内試験
  • [散布方法]キリナシノズル
  • [処理薬量]500ml/10a
  • [試験雑草]オーチャードグラス
  • [は種日]6/23
  • [散布日]8/28(は種後66日)
  • [調査日]8/31(散布後3日)、9/4(散布後7日)、9/11(散布後14日)、9/19(散布後22日)

散布ノズルの違いによる効果差

【草丈20cm】

散布ノズルの違いによる効果差グラフ 草たけ20cm

  • [試験場所]2006年 明治製菓(株) 社内試験
  • [処理薬量]500ml/10a
  • [散布水量]100l
  • [試験雑草]オーチャードグラス
  • [は種日]9/13
  • [散布日]10/17(は種後34日)
  • [調査日]10/20(散布後3日)、10/24(散布後7日)、10/31(散布後14日)

【草丈40cm】

散布ノズルの違いによる効果差グラフ 草たけ40cm

  • [試験場所]2006年 明治製菓(株) 社内試験
  • [処理薬量]500ml/10a
  • [散布水量]100l
  • [試験雑草]オーチャードグラス
  • [は種日]6/23
  • [散布日]8/28(は種後66日)
  • [調査日]8/31(散布後3日)、9/4(散布後7日)、9/11(散布後14日)、9/19(散布後22日)