TV番組 旬味にっぽん

BS-TBSにて放映されましたザクサ液剤提供番組「旬味にっぽん」の過去の放送分を文章と写真にてご確認いただけます。

長崎県長与町の柑橘

第42回放送分 

長崎県長与町の柑橘「濱口 雅史」編 甘みと酸味のバランスが“はるか”の魅力

甘みと酸味のバランスが“はるか”の魅力

甘みと酸味のバランスが“はるか”の魅力

「はるかのうまみや甘み、酸っぱさ。そのバランスがものすごくいいですね。ものすごくおいしいですよ」

大村湾に面する長崎県長与町
温暖な気候と、穏やかな傾斜地を利用して古くからみかんをはじめとした多種多様な柑橘を栽培。

寒さ厳しい1月。兼業農家の濱口雅史さんは美しくたわわに実ったはるかの収穫を迎えています。

「出来栄えはよかですよ!最高ですよ。ジューシーなんですよ。クエン酸が少なくて糖度が上がっています。」
会社勤めの傍ら、妻益子さんと栽培する柑橘はなんと15種類。

収穫のたび家族や仲間が応援に集まります。その際、気にかけているのは…

作業しやすい圃場作り

「人間が通れるように、切っておかないとですよ。とげが多いんですよ、はるかは。とげも痛いし、(狭いと)歩けんから、通路を開けて間隔を広くして手伝ってくれる方々に負担をかけないようにしています。」

負担の少ない収穫と濱口さんの人柄で畑ではいつも笑い声が絶えません。
実は濱口さん、柑橘だけでなく年間を通して30種類以上の野菜も栽培。

「種類を多く作ると自分も楽しい。収穫をする方も楽しい。とにかく楽しみながらやっています。」

最近では夫婦で公園も作り始めました。
「公園っていいますかね、広場を造って、家族だけでなく、地域の方々にお世話になっていますし、気軽に入れて気軽に喋って土日にはバーベキューなどもやっていきたいなと思っております。」

「家族だけでなく、地域の方々にお世話になっていますし、気軽に入れて気軽に喋って土日にはバーベキューなどもやっていきたいなと思っております。」

柑橘栽培を通じて地域住民が気軽に集まれる場を作る。
長与町を愛する濱口さんの夢は広がります。

「お手伝いをしてくれるみんなが笑いながらニコニコしながら、食べながら、濱口のとこに行けばなんでもあるって。家族が喜び、周りが喜び、孫が喜び。そしたら後継ぎもしてくれるかもしれない。」

農業に対する想い

「いろんな種類を作りたいのは、とにかくなんでも興味があるから、明日何しよう、こうしようとか挑戦するのが好きですね。楽しくて楽しくてたまらんですよ。」

栽培を通じて人々を笑顔に人生を楽しむ