TV番組 旬味にっぽん

BS-TBSにて放映されましたザクサ液剤提供番組「旬味にっぽん」の過去の放送分を文章と写真にてご確認いただけます。

北海道北見市のたまねぎ

第35回放送分 

北海道北見市のたまねぎ「土山 清隆」編 北見の大自然が生んだ日本一のたまねぎ

たまねぎはかけがえのない作物

たまねぎはかけがえのない作物

「かけがえのない作物であるし、自信もって皆さんに供給できるたまねぎを作ってると思ってるんで」。

北海道の東部に位置する北見市は古くからたまねぎの名産地。長い日照時間と昼夜の寒暖差という、たまねぎ栽培に恵まれた気候で、北見市のたまねぎは生産量日本一。そのたまねぎを35年にわたり作り続けているのが、土山清隆さんです。

「たまねぎ栽培は意外と難しくて、育苗から収穫まで気が抜けない。特に育苗は、非常に気をつかいますね」。
育苗は2月から始まり、水と追肥のバランスに神経をつかいます。苦労して育てた今年のたまねぎは。
「今年は雨があまり降らなかったっていうこともあって、汚れた玉もあまり多くないですし、色ものってますし。出来栄えはいいほうだと思います」。

収穫されたたまねぎは選果場へ運びこまれ、全国へ出荷されます。

この北見のたまねぎをたっぷり使って誕生した、その名はたまコロ。
じゃが芋を使わず、たまねぎの甘みで楽しむコロッケです。たまコロは2016年の全国コロッケフェスティバルに出場し、見事優勝しました。

長年、たまねぎ作りに情熱を傾けてきた清隆さんには現在、楽しみなことが待っています。
「土日に学校が終わって帰って来てくれて、手伝ってくれています。期待しています」。
「来年就農して、本格的にやりたいと思っています。今学校で勉強しているので、それをいかして頑張りたいと思っています」。

農業に対する想い

旬味を生み出す、土山さんの思いとは。
「スーパーで手にする北海道産のたまねぎの、2つに1個は北見産なんです。スーパーのポップに北見産と書いてあったら、北見の風景を思い出していただきたいなと思います」。

北見の大自然が生んだ日本一のたまねぎ