TV番組 旬味にっぽん

BS-TBSにて放映されましたザクサ液剤提供番組「旬味にっぽん」の過去の放送分を文章と写真にてご確認いただけます。

秋田県大仙市のいちご

第25回放送分 

秋田県大仙市のいちご「大槻 四郎」編 若者が働ける環境を作りたい

若者が働ける環境を作りたい

若者が働ける環境を作りたい

「若い人が一人でも多く地元で働いてくれるように、イチゴ栽培に取り組んでいます。」

秋田県の南東部に位置する大仙市。
秋田を代表する米どころで、冬は豪雪地帯として知られています。

米農家の11代目である大槻四郎さんがイチゴ栽培を始めたのが3年前。
将来に危機感を抱いていました。

「若い人たちは、冬になると都会の方に出稼ぎに出て行ってしまう。そのため、若い人たちがどんどん都会の方へ行ってしまった。年間通じて働けるような場所を作る必要がありました。」

そこで選んだハウスのイチゴ栽培は様々な困難を抱えていました。

「設備投資に莫大なお金がかかるので、いろいろな方面に支援をお願いしたんですが、いい感触が得られなかった。それだったら自分でやるしかない。」

ハウスとはいえ、冬の日照時間が短い秋田で、実のつく作物は育たない、と批判されながらも、地元JAの協力も得て、試行錯誤を繰り返しました。

その結果・・・

「日照時間が短いことによって、成長がゆっくりになるから、非常に甘く育ってくれた。秋田でもできるということは証明できた」

「イチゴ全体に糖度が回っていますね。ベリーグッドです。」

大槻さんのイチゴは年を重ねるごとに生産量も増え、一番の願いであった若い従業員もたくましく育っています。

「すぐには効果が見れないが、日々の成長を見るのが楽しみ。」

熱心に取り組む姿をみて、大槻さんは・・・

「イチゴ栽培に限っては県内であまり例がないので、アドバイザーになって成長してもらいたい。」

おいしいイチゴの食べ方

1.ストロベリーホワイトチョコレート

ホワイトチョコでコーティングすれば、甘味が一層引き立ちます。

ストロベリーホワイトチョコレート

2.いちごのババロア

果肉が入ったババロアは、程よい酸味が癖になるおいしさ。

いちごのババロア

農業に対する想い

旬味を生み出す、大槻さんの思いとは。
「規模を拡大して観光客が途絶えることがないような農園を作りたい。」

いちご農園を作り大仙市観光の目玉にしたい