TV番組 旬味にっぽん

BS-TBSにて放映されましたザクサ液剤提供番組「旬味にっぽん」の過去の放送分を文章と写真にてご確認いただけます。

千葉県山武郡横芝光町のひかりねぎ

第19回放送分 

千葉県山武郡横芝光町のひかりねぎ「山崎 義則」編 安心・安全・安定した生産量を守る

「ひかりねぎなら間違いない」と言われたい

「ひかりねぎなら間違いない」と言われたい

「ねぎっていうのは、決して食卓で主役になる野菜じゃないと思うんですけど、必ず食卓になきゃいけないもの。『ひかりねぎなら間違いない』って常に言われるように努力していきたいなと思う」。

千葉県の北東部、山武郡横芝光町。太平洋沿岸の温暖な気候に恵まれ、1年を通じて長ねぎを栽培。この地で生産されるものは、「ひかりねぎ」とよばれ、市場からも高く評価されています。山崎義則さんは30年を数える大ベテラン。

白い部分が30cmある、見栄えの良いひかりねぎ。
「ひかりねぎの特徴は、きちんと30センチ以上の白身ができていて、白身と緑色の部分がきちんと分かれて見栄えがいいように作るように心がけています」。
白い部分を作るには、日光を遮る土寄せという作業が欠かせません。

最適な土寄せの時期の見極めをします。
「ねぎの成長に合わせて、6回か7回くらいは土寄せします。最近雨の量が多いので、どうしても崩れる。このように後で手でもう一度しめ直すという作業をしています」。

そのタイミングが難しいんだとか。
「ねぎっていうのは、基本的に土寄せを好まないんで、あまり小さく細いときに土寄せをやっても太らないし、ねぎも嫌がるので、その適期を見計らう。そこは長年の経験になると思います」。

からりと晴れた一月の青空のもと、丹精込めて育てたひかりねぎの収穫。採れたての旬の味は。

「ひかりねぎは生でもいけるんですよ。甘い」。
味はもちろん、最もこだわるのが。
「もちろん味も大事ですけど、見た目は食欲をそそる一つだと思う。見た目のいいねぎはそれだけ手がかかってますので、間違いなく味はいいと思います」。

真っ白で美しいひかりねぎは、この瑞々しさが特長。

おいしいひかりねぎの食べ方

1.焼きねぎ

おすすめは串に刺してそのまま焼く焼きねぎ。火を入れることで、更に甘みが増します。

焼きねぎ

2.ひかりねぎのかつお節和え

シャキシャキのねぎに鰹節としょうゆを合わせれば、程よいピリ辛で温かいご飯と抜群の相性。

ひかりねぎのかつお節和え

3.ひかりねぎのキムチ鍋

そして寒い季節にぴったり。ねぎたっぷりのキムチ鍋で心も体も温まります。
「やっぱり冬場は鍋にねぎ。これですよ」。

ひかりねぎのキムチ鍋

農業に対する想い

旬味を生み出す、山崎さんの思いとは。
「安心で安全なものを安定した量、みんなで足並みを揃えて出して初めて、そこでひかりねぎが生まれる。それを消費者に食べていただいて『美味しかったよ』と言われるのが自分の喜びになります」。

安心・安全・安定した生産量を守る