山形県新庄市のニラ

目指すは太い・肉厚・みずみずしさのあるニラ

山形県の北東に位置する最上地域は、全国屈指の生産量を誇るニラの産地。葉がぴんと立つ肉厚なニラは、”達者de菜”のブランド名で市場からも高く評価されています。

ニラを手掛けて40年になる高橋和幸さん。収穫は夜明け前から始まります。

「新鮮さを保つために早く起きないと、温度と日の光でこの水分が葉っぱから抜けていく。そうなる前に収穫してみずみずしさを保っている。」

妻、理栄子さんの助けを借り、収穫は時間との勝負。滴る水はおいしさの証といいます。

甘いニラを生み出すもう一つの秘密

「たい肥の代わりにキノコ収穫後の栄養分を含んだオガ粉、「廃オガ」を使用している。ミミズの排泄物が土にとっては有機質になるのでニラに甘みも出て、生育もよくなる。だからニラもいい出来になる。」

収穫したニラは一束ずつ手作業で仕分け、集荷場を経て全国へ出荷されます。

みずみずしいニラのおすすめの食べ方

ニラのおひたし

歯ごたえを残すよう、さっとゆで、きくらげとハムをあわせたおひたし。

ニラ玉

ニラの甘みと食感がダイレクトに楽しめる。半熟卵を乗せたニラ玉

農業に対する想い

「消費者が、“達者de菜”っていうニラをたくさん食べていただいて元気に過ごしてもらえれば生産する力になるし、うれしく思います。」