播種時処理剤

播種時処理

オリゼメートの箱処理剤の流れに新たな変化を加えたのが「播種時処理剤」です。長期残効型のDr.オリゼシリーズやビルダーシリーズは、その省力性と安定性において評価され、普及率が年々増えていきました。しかしながら、最も忙しい田植え時期における薬剤処理は農家に大きな負担がかかります。その軽減に向けて開発されたのが、播種時処理剤です。

ファーストオリゼシリーズは、有効成分であるプロベナゾールの溶出を制御することにより、箱処理剤と同様、非常に長い期間にわたりいもち病を防ぐうえ、苗の生育に影響を与えない製剤となっています。薬剤によっては播種時処理だけでなく、床土混和や培土混和でも使用いただけます。

播種時処理剤の残効期間といもち病の発生パターン(概念図)

ファーストオリゼリディア粒剤

  • 播種時処理剤
  1. 「は種前」または「は種時」処理により水稲の主要病害虫であるいもち病、イネドロオイムシ、イネミズゾウムシ、ウンカ類、ツマグロヨコバイを同時に防除できます。
  2. 殺菌成分の「プロベナゾール」が植物体の防御機構を活性化し、いもち病に対して高い防除効果を示し、新規.殺虫成分「フルピリミン」が、昆虫の神経伝達系に作用し、麻痺を引き起こして殺虫効果を発揮します。
  3. ミツバチを始め、ウヅキコモリグモ、ヤゴなどの有用昆虫に影響はほとんどありません。

ファーストオリゼリディア粒剤の製品画像

登録番号 第24301号
成分 フルピリミン:2.0% プロベナゾール(化管法1種):20.0% 鉱物質微粉等:78.0%
毒性 普通物
有効期限 3年
包装 10㎏×1袋

ファーストオリゼフェルテラ粒剤

  • 播種時処理剤
  1. は種前または「は種時」処理により水稲の主要病害虫であるいもち病、白葉枯病、もみ枯細菌病、イネミズゾウムシ、イネドロオイムシ、フタオビコヤガ、ニカメイチュウ、ツマグロヨコバイ、イネツトムシ等を同時に防除できます。
  2. は種前または「は種時」処理で長期間にわたって高い効果を示すので、省力的、経済的です。

ファーストオリゼフェルテラ粒剤の製品画像

登録番号 第22824号
成分 クロラントラニリプロール:0.75% プロベナゾール(化管法1種):20.0% 鉱物質微粉等:79.25%
毒性 普通物
有効期限 3年
包装 3kg×8袋 10kg×1袋

ファーストオリゼプリンス粒剤10

  • 播種時処理剤
  1. 「は種時」処理により水稲の主要病害虫であるいもち病、イネミズゾウムシ、ウンカ類、ニカメイチュウ、コブノメイガ等を同時に防除できます。
  2. 「は種時」処理で長期間にわたって高い効果を示すので、省力的、経済的です。

ファーストオリゼプリンス粒剤10の製品画像

登録番号 第22549号
成分 フィプロニル(化管法1種):1.0% プロベナゾール(化管法1種):20.0% 鉱物質微粉等:79.0%
毒性 普通物
有効期限 3年
包装 3kg×8袋 10kg×1袋

ファーストオリゼプリンススピノ粒剤6

  • 播種時処理剤
  1. 「は種前」または「は種時」処理により水稲の主要病害虫であるいもち病、イネドロオイムシ、イネミズゾウムシ、フタオビコヤガを同時に防除できます。
  2. 「は種前」または「は種時」処理で、長期間にわたって高い効果を示すので、省力的、経済的です。
  3. 異なる殺虫メカニズムのプリンス(フィプロニル)とスピノ(スピノサド)が組み合わさることでユニークな相乗効果が発揮され、優れた効果を示します。

ファーストオリゼプリンススピノ粒剤6の製品画像

登録番号 第23737号
成分 スピノサド:0.75% フィプロニル:0.60% プロベナゾール(化管法1種):20.0% 鉱物質微粉等:78.65%
毒性 普通物
有効期限 3年
包装 10kg×1袋

ファーストオリゼ箱粒剤

  • 播種時処理剤
  1. 「は種前(床土混和)」または「は種時」処理により水稲の主要病害であるいもち病、白葉枯病、もみ枯細菌病を防除できます。
  2. 「は種前(床土混和)」または「は種時」処理で長期間にわたって高い効果を示すので、省力的、経済的です。

ファーストオリゼ箱粒剤の製品画像

登録番号 第22543号
成分 プロベナゾール(化管法1種):20.0% 鉱物質微粉等:80.0%
毒性 普通物
有効期限 3年
包装 10kg×1袋

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