殺虫剤

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リディアNT箱粒剤

リディアNT箱粒剤

特長

●は種前(床土混和)・は種時から移植時まで使用できます。処理時期が幅広く、ご都合の良いタイミングで散布ができます。 ●新規有効成分「フルピリミン」が、初期害虫、ウンカ類、ニカメイチュウなどに高い殺虫効果を示します。既存剤に抵抗性を持った害虫にも効果を発揮します。 ●ミツバチのほか、クモ、ヤゴなどの多くの有用昆虫や天敵昆虫に対して影響はほとんどありません。

※基本情報は横にスクロールすることができます。

有効成分
  • フルピリミン・・・2.0%
その他化管法該当成分
  • トリメチル(オクタデシル)アンモニウムの塩(化管法第1種)・・・8.9%
性状
  • 淡褐色~褐色細粒
毒性
  • 普通物※
有効年限
  • 3年
危険物
包装
  • 1kg×12、12㎏×1

※普通物:「毒物及び劇物取締法」(厚生労働省)に基づく、特定毒物、毒物、劇物の指定を受けない物質を示す。

適用表

※適用表の中でスクロールすることができます。

※印刷は適用表PDF又は製品要覧からお願いします。

2024年02月14日現在の内容です。

作物名 適用病害虫名 使用量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 フルピリミンを含む農薬の総使用回数
イネドロオイムシ
イネミズゾウムシ
ニカメイチュウ
1kg/10a 移植時 1回 側条施用 3回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内)
稲(箱育苗) ウンカ類
ツマグロヨコバイ
イネドロオイムシ
イネミズゾウムシ
育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5㍑)1箱当り50g は種前 1回 育苗箱の床土に均一に混和する。 3回以内(移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内)
ウンカ類
ツマグロヨコバイ
イネドロオイムシ
イネミズゾウムシ
ニカメイチュウ
イナゴ類
は種時(覆土前)~移植当日 育苗箱の上から均一に散布する。
フタオビコヤガ
イネヒメハモグリバエ
イネカラバエ
イネツトムシ
移植3日前~移植当日
ウンカ類
ツマグロヨコバイ
イネドロオイムシ
イネミズゾウムシ
ニカメイチュウ
フタオビコヤガ
イナゴ類
イネヒメハモグリバエ
イネカラバエ
イネツトムシ
高密度には種する場合は1kg/10a(育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5㍑)1箱当り50~100g)

は有効成分を含む農薬の総使用回数を示すものです。

農薬の使用上の注意事項

(1)使用量に合わせ秤量し、使いきること。 (2)移植時に使用する場合は、次の注意事項を守ること。 1)専用の移植同時施薬機を用い、側条施用すること。 2)移植後は湛水状態(湛水深3~5cm)を保ち、稲苗が活着するまで田面が露出しないよう水管理に注意すること。 3)移植後、低温が続き、苗の活着遅延が予測される場合には使用をさけること。 (3)本剤を育苗床土に混和する場合には薬害を生じる場合があるので、下記の注意事項を遵守すること。 1)山土、畑土などを使用する場合は、十分に乾燥させてから使用すること。 2)粒剤を混和した床土は高温多湿での保管をさけ、すみやかに使用すること。 3)粒剤が破砕されるような過度な混和はさけること。 (4)育苗箱へ処理する場合は、次の注意事項を守ること。 1)育苗箱の苗の上から所定薬量を均一に散布し、茎葉に付着した薬剤は払い落としたのち、十分灌水すること。 2)稲苗の葉がぬれていると、薬剤が付着して薬害を生じる場合もあるので、散布直前の潅水はさけること。 3)軟弱徒長苗、むれ苗、移植適期を過ぎた苗などでは薬害を生じるおそれがあるので、必ず健苗に使用すること。 4)処理苗を移植する本田の整地が不均整な場合は薬害を生じやすいので、代かきはていねいに行い、移植後に田面が露出しないよう注意すること。 5)移植後、低温が続き、苗の活着遅延が予測される場合には使用をさけること。 6)処理苗を本田に移植したのちは、そのまま湛水状態 (湛水深3~5 cm) を保ち、稲苗が活着するまで田面が露出しないよう水管理に注意すること。 7)薬剤が育苗箱からこぼれ落ちないように処理を行うこと。 8)育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約 5L)1箱当りに乾籾として200から300g 程度を高密度には種する場合は、10a当りの育苗箱数に応じて、本剤の使用量が1kg/10aまでとなるよう、育苗箱1箱当りの薬量を50から100gまでの範囲で調整すること。 (5)本田が砂質土壌の水田や漏水田、未熟有機物多用田の場合は使用をさけること。 (6)本剤の処理により、軽度の初期生育遅延や葉の黄化・褐点を認めることがあるが、その後回復するので通常の管理を維持すること。 (7)容器・空袋は圃場などに放置せず、適切に処理すること。 (8)本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

人畜に有毒な農薬については、その旨、使用に際して講ずべき被害防止方法及び解毒方法

(1)人畜に有毒な農薬については、その旨及び解毒方法 農薬使用者に係る注意事項 1)誤食などのないよう注意すること。   誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせること。 2)本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。 3)使用の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。   作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをすること。 (2)使用に際して講ずべき被害防止方法    該当なし

生活環境動植物に有毒な農薬については、その旨

(1)水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう水管理に注意すること。 (2)器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。    また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。

引火し、爆発し、又は皮膚を害する等の危険のある農薬については、その旨

通常の使用方法ではその該当がない。

農薬の貯蔵上の注意事項

直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管すること。