殺菌剤

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オリゼメート顆粒水和剤

オリゼメート顆粒水和剤

特長

●水稲のいもち病、キャベツの黒腐病、黒斑細菌病、はくさいの軟腐病、黒斑細菌病、ブロッコリーの黒腐病、黒斑細菌病に対して有効で、安定した効果が長く続きます。 ●植物の病害抵抗性を誘導して、高い防除効果を現すユニークな作用性の殺菌剤です。

※基本情報は横にスクロールすることができます。

有効成分
  • プロベナゾール(化管法第1種)・・・48.0%
その他化管法該当成分
性状
  • 淡褐色水和性細粒
毒性
  • 普通物※
有効年限
  • 4年
危険物
包装
  • 500g×20

※普通物:「毒物及び劇物取締法」(厚生労働省)に基づく、特定毒物、毒物、劇物の指定を受けない物質を示す。

適用表

※適用表の中でスクロールすることができます。

※印刷は適用表PDF又は製品要覧からお願いします。

2023年03月31日現在の内容です。

作物名 適用病害虫名 使用量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 プロベナゾールを含む農薬の総使用回数
いもち病 500g/10a 移植時 1回 ペースト肥料に混合し側条施肥田植機で施用する。 2回以内(移植時までの処理は1回以内)
湛水直播時 ペースト肥料に混合し側条施肥は種機で施用する。
作物名 適用病害虫名 希釈倍数 使用液量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 プロベナゾールを含む農薬の総使用回数
ブロッコリー 黒腐病
黒斑細菌病
100倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(約30×60cm、使用土壌約1.5~4㍑)当り0.5㍑ 定植時 1回 灌注 1回
はくさい 軟腐病
黒斑細菌病
100倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(約30×60cm、使用土壌約1.5~4㍑)当り0.5㍑ 定植時 1回 灌注 1回
キャベツ 黒腐病
黒斑細菌病
100倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(約30×60cm、使用土壌約1.5~4㍑)当り0.5㍑ 定植時 1回 灌注 1回

は有効成分を含む農薬の総使用回数を示すものです。

使用上の注意事項

(1)使用量に合わせて秤量し、使い切ること。 (2)本剤をペースト肥料に混合し側条施用する場合は、次の事項に注意すること。 1)予め本剤を同重量の水に混ぜ、これをペースト肥料に加えて均一に混合し、側条施肥田植機または側条施肥は種機で本田に施用する。 2)本剤と混合したペースト肥料は、その日のうちに使用すること。 3)同一の病害を防除対象とする育苗施用薬剤とは併用しないこと。 4)移植後は湛水状態(湛水深3~5cm)を保ち、稲苗が活着するまで田面が露出しないよう水管理に注意すること。 5)本田が砂質土壌の水田や漏水田、未熟有機物多用田の場合には使用をさけること。 (3)本剤をセル成型育苗トレイまたはペーパーポットに灌注する際は、調製液をセル成型育苗トレイまたはペーパーポット上方から灌注すること。また、本剤が土壌に十分に吸収されないおそれがあるので処理直前や直後の灌水はさけること。 (4)定植後、低温が続き、苗の活着遅延が予測される場合は使用をさけること。 (5)空袋は圃場などに放置せず、適切に処理すること。 (6)本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

人畜に有毒な農薬については、その旨及び解毒方法

(1)誤飲、誤食などのないよう注意すること。 (2)本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入らないよう注意すること。 眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。 (3)散布の際は農薬用マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用すること。 作業後は直ちに身体を洗い流し、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換すること。 (4)作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。 (5)かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物等との接触をさけること。 (6)夏期高温時の使用をさけること。

水産動植物に有毒な農薬については、その旨

(1)水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないこと。 (2)散布後は河川、養殖池等に流入しないよう水管理に注意すること。

引火し、爆発し、又は皮膚を害する等の危険のある農薬については、その旨

この登録に係る使用方法では該当がない。

貯蔵上の注意事項

直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管すること。