殺虫殺菌剤

20007

Dr.オリゼプリンス粒剤10

Dr.オリゼプリンス粒剤10

特長

●育苗箱施用で、水稲初期・中期の主要病害虫であるいもち病、白葉枯病、もみ枯細菌病、内類褐変病、イネアザミウマ、イネミズゾウムシ、イネドロオイムシ、コブノメイガ、イナゴ類、ニカメイチュウ、イネツトムシ、穂枯れ(ごま葉枯病菌)、ウンカ類等を同時防除できます。 ●育苗箱当り50g施用で、長期間にわたって高い効果を示すので、省力的、経済的です。

※基本情報は横にスクロールすることができます。

有効成分
  • フィプロニル(化管法第1種)・・・1.0% プロベナゾール(化管法第1種)・・・24.0%
その他化管法該当成分
性状
  • 類白色細粒
毒性
  • 普通物※
有効年限
  • 5年
危険物
包装
  • 1kg×12、3kg ×8、9kg×1

※普通物:「毒物及び劇物取締法」(厚生労働省)に基づく、特定毒物、毒物、劇物の指定を受けない物質を示す。

適用表

※適用表の中でスクロールすることができます。

※印刷は適用表PDF又は製品要覧からお願いします。

2023年03月31日現在の内容です。

作物名 適用病害虫名 使用量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 フィプロニルを含む農薬の総使用回数 プロベナゾールを含む農薬の総使用回数
稲(箱育苗) いもち病
もみ枯細菌病
白葉枯病
イネミズゾウムシ
イネドロオイムシ
ニカメイチュウ
コブノメイガ
ウンカ類
イネツトムシ
イナゴ類
育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5㍑)1箱当り50g 緑化期~移植当日 1回 育苗箱の苗の上から均一に散布する。 1回 2回以内(移植時までの処理は1回以内)
内穎褐変病
イネアザミウマ
移植3日前~移植当日
穂枯れ(ごま葉枯病菌) 移植当日
いもち病
イネドロオイムシ
育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5㍑)1箱当り30g 移植3日前~移植当日

は有効成分を含む農薬の総使用回数を示すものです。

使用上の注意事項

(1)使用量に合わせ秤量し、使いきること。 (2)育苗箱の苗の上から所定薬量を均一に散布し、茎葉に付着した薬剤を払い落し、軽く散水して田植機にかけて移植すること。 (3)軟弱徒長苗、むれ苗、移植適期を過ぎた苗などでは薬害を生ずるおそれがあるので、必ず健苗に使用すること。 (4)稲苗の葉がぬれていると、薬剤が付着して薬害を生ずる場合もあるので、散布直前の灌水はさけること。 (5)処理苗を移植する本田の整地が不均整な場合は薬害を生じやすいので、代かきはていねいに行い、移植後に田面が露出しないよう注意すること。 (6)処理苗を本田に移植した後は、そのまま湛水状態(湛水深3~5cm)を保ち、稲苗が活着するまで田面が露出しないよう水管理に注意すること。 (7)本田が砂質土壌の水田や漏水田、未熟有機物多用田での使用はさけること。 (8)移植後、低温が続き、苗の活着遅延が予測される場合には使用をさけること。 (9)本剤は処理を誤ると、生育初期の葉の黄化や生育遅延などの薬害を生ずるので、所定の使用時期、使用方法を守ること。 (10)本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法等を誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

人畜に有毒な農薬については、その旨及び解毒方法

(1)フィプロニルによる中毒に対しては、動物実験でフェノバルビタール製剤の投与が有効であると報告されている。 (2)本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。    眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。 (3)散布の際は農薬用マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用すること。    作業後は直ちに身体を洗い流し、うがいをするとともに衣服を交換すること。 (4)作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。 (5)かぶれやすい体質の人は、作業に従事しないようにし、施用した作物等との接触を避けること。 (6)夏期高温時の使用を避けること。

水産動植物に有毒な農薬については、その旨

(1)水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、本剤を使用した苗は養魚田に移植しないこと。 (2)水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう水管理に注意すること。 (3)散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。

引火し、爆発し、又は皮膚を害する等の危険のある農薬については、その旨

通常の使用方法ではその該当がない。

貯蔵上の注意事項

直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管すること。